Mixクッキング日記

日常生活の一コマを綴っています

オイルサーディンと水菜のパスタ

4月も目前なのにいきなり冬に逆戻り。体がついていけず寒さが応える…。晩ごはんは温かいものがいいね、というKちゃんのリクエストを受けて、ミネストローネを作ることが決まったのだが、さて主食は何すべきか??


ミネストローネの時って主食何だったのかな?米中心の生活になってからというもの、それ以前の食生活が全く思い出せない。恐らくは、米以外の何かでお腹を膨らませていたのだろうが…。


パンも良いかな?と候補に挙げてみたものの、Kちゃんの反応がイマイチなのは見なくても分かる。朝食はパンOKだけど、夜ごはんはNGってのは、日本男児に多いという私の偏見。だって自分の父親がまはにそぉだったから。朝晩問わず「パンはお菓子」と言い切ってしまうほどだから、主食がパンの晩ごはんなんて発想がなかったと思う。でも麺はOKだから、なんか矛盾してるような…。


で、思いついたのがパスタ。あまり使ったことがないので不安もありつつ、以前に実家から送られて来た地元のオイルサーディンを使ってパスタを作ってみた。


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あ、地元が割れるな。品質の良いオイルサーディンらしいので期待しつつ、缶オープン‼︎

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自分で写真を撮り忘れたので、色々と写真拝借。でも写真に偽りなし。ホントにこの通り行儀よく綺麗に並んだ鰯たちが、オイルに溺れてる感じ。

で、パスタにしたらこんな感じになりました〜。

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美味しくいただきました!

オイルサーディンはネット購入も出来るようです。

http://tango.jibasan-shop.jp/?pid=44040239

トンテキ

トンテキと言うより、豚肉ステーキとこだわって呼びたい、そういう一品だ。

肉料理のレパートリーが以前よりも増えてきたものの、なかなか厚めの肉を焼くというのは抵抗があって、今までトライせずにいたものの、一度作ってハマったメニュー。

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松屋のトンテキ定食に着想を得て、でも味は格段上!上!

肉を焼いただけなのに、見た目のボリューム感があるので、料理としての完成度が高くなるのも作り手としては嬉しい。

苦心して作っても、見た目がショボいと報われないからね。

こちらもシンプルに塩こしょうで味付けし焼くだけ。脂身と赤身の境目に切込みを入れて筋切りしておくと、焼いた時にお肉がソリ上がってしまうのを防ぐことができ、より焼き上がりの見栄えが良くなる。

いちごムース

春が顔を出したかと思えば、またすぐに引っ込んだり。行きつ戻りつしながらも、一歩ずつ暖かい季節に近づいているのを感じる。

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ムースの簡単な作り方を知り、興味本位で作ったものの、いちごムースの仕上がりが意外にも女子度高く、思わず写真に収めてしまった一枚。

これは生クリームを使わず、ヨーグルトドリンクとゼラチンで作るムース。正しくはムース風?ゼラチンが固まる作用を利用して、空気を含ませムース風な仕上げるのが、このレシピのやり方。でも残念ながらヨーグルト風味のドリンクは植物性油脂かま原料に使われていて、乳製品として使うにはあまりにも無理があった…。

肉巻き豆腐

すっかり投稿を疎かにして、はや半年以上…。はてなブログさんより、投稿を促すメールをいただくも、その気になるまで少し時間が掛かってしまった。とは言え、毎日の手料理をサボっていたわけではないので、ネタは幾らでもあるので、題材には困らない。あとは投稿意欲がどれだけ継続するかというのが問題。

久々の投稿は、ここ最近の定番になりつつあって、過去にはアップした事のなかったおかず、肉巻き豆腐。ん?多分アップしてないよな?

f:id:mixcooking:20170316184113j:plain おかずに取り入れ始めた当初は、醤油ベースの甘辛タレで味付けしていたものの、薄味好みというのもあり、素材の味を楽しめる塩と胡椒のシンプルな味付けがベストという考えに落ち着いた。 ポイントは一つ、豆腐の水は出来る限りよく切っておくこと。これが唯一にして最大のポイントで、水切りが甘いと仕上がりが水っぽくなり焼き色がつきにくいのと、ボンヤリしたあじになるので注意だ。

満願寺甘とう

秋の空気があっという間に夏の暑さを塗り替えてしまい、ほんの数日前まであれほど暑かったのが嘘のよう、という様変わりの秋の訪れ。すでに秋も深まりつつある時節ながら、遡って夏の話を少々。

半月ほど前のことになろうか、実家より届いた荷物の中に野菜が幾つか入っていた。学生時代には日持ちのする食べ物やおやつをギッシリ詰めて、時々実家より段ボール箱が送られてきた。社会人となった今では、こうして実家から食べ物を送ってもらうことも殆どなくなった。自活しているのだから、もう食べ物を送ってもらう必要もないのだけれど、田舎の空気のつまった荷物が届くというのは、どういうわけかスネカジリの学生時代以上に「有り難い」気持ちになるものだ。

遠く離れた土地にいるからこそ、懐かしかや有難みを敏感に感じるようになのかもしれない。田舎者だということが嫌でたまらなかったはずなのに、いつしか田舎を自慢に思うようになっていたりする。郷土愛というのは、なかなか複雑なものなのだ。

さて、実家より届いた荷物の中にあったのがコレ、万願寺とうがらし。万願寺甘とうという名で広まっている京野菜のひとつ。京野菜というのがブランド化されて以降、地元でも大々的に推している感があるが、それまでは地元では見慣れた夏野菜のひとつ、という位置づけでしかなかった。子供の頃の夏の思い出のワンシーンには、必ずと言っていいほどこの甘とうも映り込んでくる。例えば、夏休みのお昼ごはんの一コマにも。

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かれこれ何年も食べていなかった、懐かしい夏野菜を送ってきてくれた母に感謝。一口味わっただけで、いっきに夏休み思い出が押し寄せてくるようなそんな気がした。もう味わうことのない夏休みという時間の中に、ふっと一瞬迷いませてくれるような、そんな懐かしい味を堪能したのでした。

甘とうは焼くことでさらに甘みが増すので、グリルで焼き目をつけていただきました。醤油をつけていただくのが一般的ながら、野菜の味を引き立てるには塩でいただくのが良い。美味しい野菜は塩だけでも十分に美味しいものだ。

ポッサム

今回は本格的な韓国料理です。

とある日のとある場所で、韓国料理の料理教室のポスターを見つけ、ほんの興味本位で参加してみることにした。Kちゃんも半ば強制的に参加。料理の内容は参加するまで知らされないという、ミステリーツアー並みの超ミステリー料理教室。韓国人講師から教わる本場韓国の味というのはとても魅力的。本日のメニューは「ポッサム」と言って、名前は聞いたことがあるものの、食べるのは恐らく初めて、もちろん作るのも。韓国では人が集まるお祝い事の席では欠かせないおもてなし料理らしい。客人をもてなす際の料理でもあるので、訪問先おお宅でこのお料理が出てくれば、多いに歓迎されている証らしい(と李先生) 

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さて、このポッサムは韓国語で「包む」という意味。茹でた豚の三枚肉と味付けした野菜(ネギやニラなど)を白菜に包んで食べる。塊の三枚肉を大鍋でじっくりと茹でていくところが大仕事である。とても普通の家庭では用意できないようなサイズの寸胴に、ひと塊が1㎏近くもある肉をそのまま放り込む。玉ねぎやニンニク。生姜なども一緒に煮込んでいくので、豚から出る出汁がいい具合のスープとなる。韓国人はこの出汁を捨ててしまうということだが、せっかくなのでお出汁としていただいて帰ることにした。

いただいた出汁は翌日スープにリメイクしたので、その様子はまた後日。

ポッサムの味付けとなる香味野菜の浅漬けキムチ(勝手に名前付けました)、これが味の決め手になる大切な役割をするとのこと。とにかくすべての野菜を千切りし調味料と和えていく。確かこの日の材料は、大根・玉ねぎ・ニラ・ニンニク・リンゴ・梨

李先生曰く、リンゴと梨は食べる直前に和えると水っぽくならずに美味しくいただけるとのこと。さすがに韓国家庭の味そのままだけに、結構辛い。ただこのリンゴと梨が絶妙な仕事をしているお陰で辛みが沈められ、みずみずしさとまろやかな甘みがプラスされて、最高に美味しい。お隣の国の料理は近い部分も多いながら、やはり全く違った部分もあり本当に面白い。こんなに沢山の野菜をペロリと平らげてしまえる。韓国料理がヘルシーと言われる所以がここにあるような気がした。

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さて、お持ち帰りでいただいた茹で豚は食べきれずに冷凍保存となった。また後日この豚を使ってリメイク料理を紹介する日が今から楽しみである。

 

 

 

チンゲン菜と豆腐の炒め物

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白米に合うおかずシリーズ。晩ご飯作りが日常の仕事になって一ヶ月あまり。最初の一週間は献立の立て方に苦戦し、買い物にもやたらと労力を費やしていた。こんなことを毎日こなせる人は鉄人ではなかろうかと心密かに思ったりしていたが、一週間分の献立を予め立てておくことで、食材も時間も効率よく使い回すことが出来るという先人のお知恵に与かり、少しずつではあるものの容量を得てきた。効率化は我得意分野なり!今はまだまだ手持ちのカード(作れる料理の数ね)を増やしている段階で、効率云々言うにはまだまだ修行中の身。

 

時短と言えば炒め物!的な安易な発想で、ついつい炒め物+白米ばかりに偏ってしまったある一週間のひとコマ。それでも何とか菜っ葉ものと豆腐でヘルシー感を出しているあたり、努力を認めてやってくださいな。

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豆腐は炒めると水分が出てきて、炒め物全体が水っぽくなるので、きちんと水切りしておくことが大事。でもそんな水切りひとつとっても、案外手間なんだよね~(笑)